こんにちは^^



小学生の頃にスーパーカーライト自転車に乗っていました。友達皆乗っているくらい当時は流行っていました^^ こいつには自動車のATレバーみたいなシフターがトップチューブに付いていて、カチカチと5段変速するインデックスタイプでしたね。

時は少し流れて高学年にもなると自転車乗りは3派に分かれることとなります。

シンプルなママチャリ派(つっぱり仕様含む^^)、おしゃれなカマキリ派、そしてスポーツ派(ロードマンなど)がありました。ちなみに私はママチャリ改造してました^^;

で友人のロードマンに乗せてもらったときに経験したのがフリクションタイプの変速機でした。慣れないうちは戸惑いましたが慣れてくると、いい加減なスーパーカー自転車の変速(単に調整不良だったかもしれませんが)とは別物のように気持ちよく変速するのでした。

ちょっとした変速にまつわる個人的な思い出話しです^^










さてと本題です^^


本日はタイトルの通り、ここのところ考えていたリヤディレイラーについて書いていきたいと思います。まあ、まだまとまりきってはいないので基礎編としました^^;


画像は私の使用するRD-3500SSです。ちなみに9速用
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基本的にリヤディレイラー(以下RD)はシフターが引いたインナーワイヤー(以下ワイヤー)に応じて動作します。つまりは自らは段階的な動きはしません。シフター依存になります。
現在一般的なシフターはインデックスタイプというものです。変速位置が決められていて、カチッカチッっと1段ずつ(2段飛びや3段飛び出来るものもある)変速してくれるナイスなやつです。

ちなみにフリクションタイプというものもあります。こちらは変速位置決めがなくシフターのレバーを乗り手が操作した分だけ動きます。最初に書いたロードマンに付いていたやつです。


インデックスタイプの動作を表現するために画像を用意しました。

横断歩道がスプロケのギヤ歯、女装した私の足がRD(ガイドプーリー)になります。
※つまらない冗談は無視して下さい^^;
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なんらかな不具合が無ければ、リミット調整をしていないRD(女の子)はトップからローまで横断歩道(スプロケ)を1歩ずつ渡って行くことが出来ます。
ここまでが変速操作時における、シフターとRDの連動の様子です。至って単純な話ですね^^


このRD(ガイドプーリー)とスプロケギヤを同期することを「インデックス調整」といいます。こんな基本的なことを偉そうに語ってスイマセンが^^;

で、インデックス調整を行う際の位置が重要となります。シマノではこのように定めています。

トップから1段ロー側に変速した状態で、シフターをわずかに動かした時に次のギヤと接触(音鳴り)を始める位置がベストセッティングになるとのことです。
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私の車両の状態です。汚くてすいません(^^; 確かにレバー操作を初めると音鳴りします。


つまりリヤディレイラーの変速調整とは、
①適量なテンションで適切にワイヤーをRDに固定する。
②トップから2段目のギヤに変速してアジャストボルトでワイヤーを引くなどして、ガイドプーリーを適切な位置に持っていく。
という至って単純な作業となります。


ところが実際にはもうふた手間が必要になります^^


ひとつ目はBテンションボルト調整です。
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矢印先のボルト(ネジ)で締めたり緩めたりすることでガイドプーリーとスプロケギヤの距離を調整することが出来ます。このBテンションボルト調整によってチェーンのスムーズな動きや変速の迅速さが決まるわけです。
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ガイドプーリーとギヤが近すぎても遠すぎても気持ち良い変速やチェーンの動きとなりませんので、トップと最大ロー(画像)時で調整しましょう。

ちなみに一番簡単なやり方としては、目一杯ボルトを締めた(ギヤとチェーンが離れた)状態から少しずつガイドプーリーを近づけていくとわかりやすいと思います。
ただし、構ここは調整しなくても(購入初期位置)普通に動くので異音や変速不良が出なければ初期値を動かさないって手もあります。



もうふたつ目はRDのリミット調整です。

本来、この作業はワイヤーやチェーンを張る前に行うことが推奨されています。まあチェーンを張ってからでも良いのですが、基本的にインデックス調整に入る前の作業です。

調整の目的はトップとローの時にチェーンがスプロケの内側や外側に落ちてしまわないようにするためです。これがなぜ必要かというと自転車のチェーンってフロントギヤとリヤギヤ全てが平行ではないために多少のズレが起こるためです(正しい知識じゃないかもしれませんが^^;)。

これはRDのリミット調整ボルトを使って調整してやります。トップ側はHIGH、ロー側はLOWになります。RDにはH,Lと表示されていると思います。

こちらはトップ時の調整方法。
RD01
こちらはロー側です。
RD05
このようにRDの動きを制限する事によってチェーン落ち(結構危険)を防いでいるわけです。

で、またさっきの私の画像です(しつこい)。
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RDのリミット調整を行うことによって本来シフター操作により、トップからローまで同じ量だけ動くはずのRDが、実際にはハイロー2段目までしか同じではなくなってしまいました。
※9速なら2~8速、11速なら2~10速って感じです^^

リミット調整をおこなった事により不具合が生じることがあります。LOW側調整が過大だと最大ローギヤへ変速できない、HIGH側調整が適切じゃないと正しいインデックス調整が出来なくなる。

LOW側の不具合はチェーンが落ちないギリギリの線を探します。場合によってはシフター操作が固く(ローに入れづらい)感じる事もありますが、チェーンが内側に落ちてホイール破損や転倒落車して怪我するよりは全然マシです。

やっかいなのはHIGH側のリミット調整です。ここを上手くやらないとチェーン落ちに加えて、変速不良というか変速調整迷路に迷い込んでしまうことがあります^^;



そういう場合はリセットが一番なのですが、簡易的な設定(調整)方法があります。

まずは調整迷路に迷い込んでいく理由について私なりの考えを書きます。

基本的にシフターとRD(チェーンやクランク、シフトケーブルなど)が同一コンポーネントであれば、先にあげた基本的なインデックス調整で変速は決まると思います。

ただし、フレーム形状やワイヤリング経路など自転車はメーカーや車種によって微妙な違いが生じます。それがワイヤーとケーブルによる内部摩擦による抵抗やHIGH側にリミット調整値の量の違いが生まれます。人生いろいろ、男も色々、調整も色々って感じです^^;


それでは具体的な簡易調整方法ですが、
①HIGH,LOWリミット調整
②チェーンを張る
③ワイヤー固定
④インデックス調整

という本来の手順を変えて、
①LOW側リミット調整
②シフターをトップから1段変速(9速なら8速へ)
③その状態でにチェーンを張る。
④RDのワイヤアジャスターボルトをセンター位に緩めて(反時計回り)おく。
⑤RDを手で少し押してトップから1段下のギヤにチェーンが位置するようワイヤーを固定
⑥インデックス調整(トップはやらない)
って感じにします。

要はリミット調整によって本来のシフターとRDの連動(動き量)が変化したトップ捨てて、トップから2段目以降の変速状態を決めるというか確認するのです。
P1100578 (11)
ここをワイヤー張りの初期位置(イニシャル)地点にしちゃいます。

問題なくイニシャルギヤから最大ローギヤまで変速調整が出来たら、RDのアジャストボルトを時計回りに廻してトップギヤにチェーンを落とします。そしてトップも含めたインデックス調整をしてギヤ全域で問題なく変速するか確かめます。

HIGH側リミット調整は最後(変速調整中にチェーンが外側に落ちるようならば少し調整)。

この状態からインデックス調整をして、なんらかの変速不具合が出るのならばパーツの不具合やワイヤリングの不良などトラブルシュート(故障探求)が必要になります。



大事なのでまたこの画像です^^;
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HIGH側リミット調整してない状態ならば横断歩道(スプロケギヤ)を女の子(RDガイドプーリー)はきちんとズレること無く移動するはずです。

つまり、リミット調整により狂ったワイヤー張りの状態から、RDの初期状態を強引にトップから1段落としたことにより正常な女の子の動き方のみ再現出来ることとなります。

HIGH側リミット調整不良でワイヤーを固定した場合を考えて下さい。シフトアップしても本来のシマノ推奨初期位置にはいかず(通り過ぎちゃう)、ワイヤーを緩めてもトップから次のギヤまでへ変速出来るワイヤーテンションがない状態になってしまうのです。

こうなると上(トップ)付近に合わせると下(ロー)が合わない。下に合わせると上が合わないとシフト全域で変速不良となります。

こうなったらお手上げですよね。私も過去ありました^^;



もう少し深く突っ込んだ内容に続きたいと思うのですが、長くなりそうなので次回?にするといたします。週末の夜にでもじっくり記事を作っておきます^^








ちょっとだけまとめ

リヤディレイラーの調整はわりと単純です。きちんとした各パーツの取り付けや、車両側(ハンガーの状態など)がしっかりしてさえいればすんなり調整が終わることも多いです。

もしも何らかの原因によって変速調整が決まらない場合は、基本的なRDの構造とシフターとの関係性を再考することをお勧めいたします。

パーツを疑い始めるとキリがないのでまずはユーザーである乗り手の調整を疑った方が手っ取り早いとも思います。

次回(このRD変速関連)はリミット調整とワイヤー張り設定の関係を書いていきます。また、不具合事例など、大した経験の無い私なりの実例などを書いて見たいと思います。



本日はここらで終了です、それではまた^^)/


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