こんにちは^^



本日は昨日の記事で省いた後輪取り外しの際の内装変速機の脱着や調整方法を書いていきます。

今回もなぜか?長くなったので前置きはすっ飛ばして本題に移りますね^^

変速機(ベルクランク、シフトワイヤー)の取り外し


まずは取り外しから^^

カバーの取り外します。
P1100691 (36)
ちなみの内装変速機の正式名称はベルクランクというらしいです。初めて知りました^^;

というわけでカバーも「ベルクランクカバー」というのが正解ですが記事ではカバーで通します。

カバーを外すとベルクランクのご開帳です^^
P1100691 (35)
ちなみにこれは3速の状態。
P1100691 (41)
シフターを2速にすると
P1100691 (42)
プッシュロッドが飛び出てきます。
P1100691 (34)
シフターを1速にすると、
P1100691 (43)
プッシュロッドが全開?になります。
P1100691 (33)
後輪脱着やシフトワイヤー交換時などは、この1速状態にしておきます^^


お次はケーブルアジャストナットを最大に緩めます。
P1100691 (30.2)
ナットを緩めたらケーブルアジャストボルトを締め込んで、
P1100691 (29.1)
シフトアウターケーブルを少し押してやると、
P1100691 (28.1)
インナーケーブルのタイコがピョコッと頭を出してきます^^

ベルクランクを外から押してやり、
P1100691 (17)
ベルクランクの溝に沿わせ、上に持ち上げると、
P1100691 (23)
ベルクランクがフリーになりハブボルトの取り外し作業が出来ます、はずなのですが^^;

私の車両の場合はキャリアステーが干渉して全開になりませんでした。
P1100691 (20.1)
まあしかし、プッシュロッドを指で押し込んでやればメガネは使用可能になります。
P1100691 (19)
ベルクランクの開きが小さい場合は、素直に15mmのスパナやモンキーを使いましょう(私も最初の取り外し時はモンキーを使いました^^)

取り外しはこんな感じかな^^


変速機(ベルクランク、インナーワイヤー)の取り付け

ここから取付作業です^^

ベルクランクを押し込んで、
P1100691 (18)
ワイヤーを溝に入れてやります。
P1100691 (17)
アウターケーブルを引っ張ってやると、タイコがきちんと収まります。
P1100691 (16.1)
多分、これを先にやったほうが作業やりやすい(解りやすい)と個人的に思います^^

シフターを2速にします。
P1100691 (42)
そしたらプッシュロッドの目印(赤線)の位置を確認。
P1100691 (14.1)
こいつを目印にすることによって内装変速機のイニシャル位置を合わせる事が出来るのですね。

ケーブルアジャスターを緩めると(反時計回り)、赤線が内側に入っていきます。
P1100691 (9.1)
画像青点線のハブ軸末端とプッシュロッドの赤線を合わすのですね。

こんな感じにピッタリになればOKです^^
P1100691 (6.1)
出来ればこの状態で試運転して正常に変速するか確かめると良いです。試運転は大事ですよ^^

問題なければワッシャーを締めてアジャスターをきっちり固定してやります。
P1100691 (4)
右手でアジャスターを掴んで固定しスパナでナットを締め込んでやります。
※新品のシフトワイヤーは初期伸びが残る場合がありますので、その場合もアジャスターを使って変速調整してあげましょう。

カバーを取り付けるとインター3の変速機脱着は完了です^^
P1100691 (39)
なんとなくでも手探りで作業出来たりしますが、快適で安全な走行のためにはきっちり手順を理解しておいたほうが良いと思います。今回、私もマニュアルなど初めて確認(作業後ですが)しました。でも本当は行き詰まる前に頭に入れておいたほうが間違いないですね^^;

というわけで今回は昨日の記事の補足である内装変速機の脱着についてでした^^



本日はここらで終了です、それではまた^^)/


※コメントでご指摘いただきましたので記事の一部を訂正させて頂きました。








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