こんにちは^^


今日は自転車にはまるきっかけとなった父親の介護について書いてみます。


数年前の事でした。自宅に私宛の電話がありました。父親の通う糖尿病の病院の先生からでした。

「突然すいませんがお父さんの事でご相談があります。次回の通院の際、いっしょに来て下さい」

私は糖尿病が悪化したものと思い自分の予定を確認して予約をしました。
当日になり、父親と一緒に病院に出向きました。すこし長めの待ち時間でしたが診察時間が来ました。主治医の先生は女性の方でした。先生から相談されたのは2点でした。ひとつは血糖やヘモグロビン数値が急に悪くなって来ている、おそらく薬を飲んでいないのではないかという事。もうひとつは検査の予約を守ってくれない、予約時間を守らないのはざらで、来ないので病院側から電話して再予約しても全然違う日に通院する事があるという事でした。

「おそらく認知性の可能性が高いです、紹介しますので別の専門の先生に診てもらいましょう」

先生はそうおっしゃいました。私はその時、父親の性格はとてもいい加減なので面倒くさがっているだけだろうと軽く受け取りました。しかし、その場で別の病院に連絡を取ってもらい認知性の検査の予約をいれてもらいました。先生からはいっしょに検査を受けて下さいと言われ、その日の通院は終わりました。

病院の帰り道、父親との会話でも認知性だと思うようなそいぶりは無くこの時はあまり心配はしていませんでした。予約をした認知性の検査の日も仕事の都合が付かず、前日、父親に休みが取れなかったので一人で検査に行ってくれとと伝え一緒には行きませんでした。

帰宅後、父親に連絡して検査の結果を聞くと結果は問題なかったと言われました。私は安心しました。やっぱりなとも思いました。

この時点で私が先生の言葉を本気で受け取っていればこの後におきる事故は防げたと思います。その事故とは警察からの電話で私に伝えられました。

「お父さんが危篤状態です、すぐ救急病院に来て下さい」

わたしは真っ青になって病院に向かいました。


長くなりますので続きます。




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