こんにちは^^      ロードバイク 後輪からの異音 ハブのメンテナンス のはなし


長男がバイトから帰ってきた時に、玄関先からカチャカチャと工具を使う音が聞こえて来ました。2階のベランダから覗いてみると見知らぬ自転車の後輪をいじっている様子。声がかかるまでは放っておいたのですが案の定、数分後にヘルプの声がかかりました^^;

聞いてみると部活の友人がロードバイクに興味があり、一晩だけ交換したとの事。自宅付近でローギアにしたところ、チェーンが脱落してしまったらしい。息子の友人の自転車を見るとまだ新しく、各部品はピカピカで綺麗な状態でした。

とりあえず、さっさとスプロケの内側に落ちたチェーンを外して直しました。元に戻ったのでチェーンの落ちた原因を見るべくディレイラーの動きを見て見ましたが案の定、ロー側のガイドプーリーの位置がおかしく調整してあげました。

あんまり自転車屋の文句は言いたくないですが、これはクレーム案件ですね^^; 納車整備の不備です。量販店ではアルバイトがやっているようですが最終的なチェックはプロの方にやってもらいたいですよね。まあ、本質的な問題としては自転車の値段が安すぎる事だと思っています。

お金を払いたくないユーザーとお金をかけられない販売者の妥協した整備がこの現状なんですね。前も言いましたが使い捨てのビニール傘と同じ感覚なのですよね。傘は壊れるだけですが自転車は大怪我しますから困ったもんです。皆様も自分で整備しましょう^^


長男の自転車ですが、いつも通学などで中々メンテの機会が無かったのですが、たまたま置いてあった時に乗ってみたら後輪付近からカンカンと異音が出てました。今回はその整備の様子を書いてみます。
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試運転してみると、音は聞こえるのですがホイールを空転させると音はしません。加重がかかっている時の症状なのでハブかスポークの張り状態かと思いました。

とりあえず、私はハブの点検をすることにして作業に移りました^^

とりあえミッシングリンクでチェーンを外します。ちなみにこのチェーンはKMCのX9という製品です。
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チェーンが外れたので、スタンドに車体をセットしてホイールを外しました。

ハブ軸を手で回してみると、かなりきつくナットが締められていてとても回転が悪い状態でした。とりあえずハブのメンテを進める事としました。

まずはスプロケットを外します。使うのはこの専用工具です。
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PWT製の物です。なかなか使う機会は少ないですがこれが無いとホイール整備は出来ません^^;

こんな感じでセットします。
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右回転のフリー方向に回すとスプロケのロックリングが外れるので、チェーンの着いた工具で固定して画像左の工具を下に回して外します。

無事に外れました。
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プラスチック製のカバーはこのまま外して使用します。スプロケもちょっと汚いですね^^;

手持ちの工具でハブの中の状態を確認します。
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玉押しナットが15mm、外側のロックリングは17mmでした。15mmの薄刃スパナが無かったため自転車便利工具の15mm部をヤスリで削って代用しました^^

外れました
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グリスは少なく汚れていたため、外してベアリングと内部をチェックします。

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ベアリング鋼球、玉押し、ハブ内部とも目立った傷などは無く再使用は問題なさそうでした。ちなみに、ダイソー製の茶こしをいつもハブ整備に使っています^^

構成部品をパーツクリーナーで洗浄します。
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残っていた古いグリスもウエスで拭き取りました。

こんな感じです^^
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綺麗になりました^^ 

新しいグリスを注入していきます。
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使うのはみんな大好きAZのウレアグリスです^^ 耐水性があり回転も良いので、いつも使っています。

グリス注入した後、ベアリング鋼球をいれます。
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ベアリング玉は左右9個ずつでした。グリスはこの後、鋼球が隠れるくらいまで注入しました。

ピンボケですがハブ軸や玉押しなどにも、きちんとグリスを塗っておきます。
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残念ながら地面にピントがあっています^^; 手にグリスがついていてウエスでカメラを持っていたため撮影失敗してしまいました^^

ハブ軸をセットした後に玉押し、ロックナットを取り付けます。
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ガタが無く、回転がちょうど良い位で締め付けました。ここらへんは感覚なので、やった事がない方は一度試してみると良いですよ^^

ハブの回転が良くなったのでスプロケを清掃して取り付けます。
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まだ、梅雨が明けていないため本格的な清掃は夏予定です。パーツクリーナーとブラシを使いウエスで残った油汚れを落としました。ピカピカとはいいませんが綺麗になりました。

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ロックリングはフリー逆回転方向の左回りなので、このまま締め付けました。

チェーンも洗浄します。
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ピカールで軽く磨いた後にパーツクリーナーで洗浄しました。

ホイールを着けた後にチェーンを取はります
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やっぱり、ミッシングリンクは便利ですね^^ この後にAZのKM-001でオイルメンテナンスをしました。

とりあえず完成です。
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綺麗になりました^^ やっぱり整備した後は気持ちよいですね^^


試運転してみると気持ちよく「カンカン」と音がなっています^^;

どうやら原因はスポークテンションの方だったようでした。時間もないのでさっさとスポークの張り調整をしました。張りの弱い箇所のニップルを少しずつ回して修正しました。
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ニップルまわして張り確認 → 振れ確認 → 試運転で異音チェック

この作業を繰り返して無事に走行時にカンカンいってた異音は消えました。ちなみに1時間ほどかかりました^^; 

ずいぶんと遠回りをした気もしますが異音も消えて、ハブの回転がちゃんとしていると走行しても気持ちが良いです。この車両も、もっと早くやっておけば良かったと少し反省です^^;


今回はこの辺で終了です。それではまた^^/




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