こんにちは^^


今回は、自分のママチャリを改造するきっかけとなったBBトラブルの際に調べてまとめた事を書いていきたいと思います^^

ママチャリのBBについて

一般的なママチャリのボトムブラケット(BB)にはカップアンドコーンというタイプが装着されています。

これはスギノの競技用カップアンドコーンBBです(BB-SG75競輪用) 競技用パーツならでは高精度な造りが格好良いですね。
njsBB-SG75_S。01
ママチャリのカップアンドコーンBBはこんな感じ
P1080071.2
ご覧の通り
・BB軸
・左右ワン
・ロックリング
の各部品で構成されています。

これは、私のママチャリに付いていたBB軸です。ひどい状態です(^^;
IMAG0315
リテーナーがちぎれ、ボールベアリングがぐちゃぐちゃな状態でした。
※自転車いじりをやり始めた頃なので画像は残していませんでした

この「カップアンドコーン式BB」というのは、きちんとベアリングの球当たり調整やグリスメンテナンスをしないと不調になります。しかし一般的な自転車ユーザーにとってはBBのメンテナンスというのはハードルが高く、専用工具も必要なため難しいと思いますね^^

余談ですが、BBから異音(ガキガキ音)が出た当時、自転車屋さんに行って相談すると

「新たに買い変えた方が安いですよ」

と言われました。それは、ある意味で正しく仕方がないのですが自転車業界の現状とビジネス方式でもあります。

結局、私の場合は自転車の買い替えはしないで整備する道を選びました。

ネットであれこれ調べると「カートリッジBB」という部品に変更するとメンテナンスも楽になり調子も良くなるという事を知ったのでチャレンジすることにしたのです。


カートリッジBBとは

「カートリッジBB」とはその名の通り、カートリッジの中にベアリングとBB軸が内蔵されている一体型BBです。非分解式でメンテナンスフリーの製品が多いのが特徴です。よくクロスバイクには採用されていますね。

下の画像は私の青ママチャリに取り付けた「カートリッジBB」です
IMAG0212
上がクランクを購入した時に付属していた軸長124.5mmのBB。下がフロントディレイラーの変速不調により購入した、シマノの「BB-UN55 122.5mm」です。

価格や入手性を考えるとシマノの製品が無難ですね。性能も悪くない。ただカートリッジBBを製造販売しているメーカーは複数ありますので別記事でご紹介いたします。

カートリッジBB選びの注意点

「右ワンはずし」という難易度が高い作業を乗り越えれば、「カートリッジBB」の装着はそれほど難しくありません。適切な専用工具とグリスがあれば簡単な作業です。

難しいのはBBのサイズ選びです。
01
画像は私のママチャリを下から撮影したものです。矢印の幅が「BBハンガー幅」になります。

※多くのママチャリは68mmか70mmのハンガー長さになります。

68mmの場合
000カートリッジBB
車体ハンガーが68mmの場合は一般的なカートリッジBBを選ぶことが出来ます。

通常は122.5(123)mmか127mmが代替えサイズになると思います。
P1080048
※124.5mmのBBですが問題なく交換出来ました。

もしも単純にカートリッジBB化するのではなく「Qファクター」を短くしようとすると、少しばかり注意が必要になってきます(※シマノの場合 他メーカーは不明)

下の表を見て頂ければ解りますが、シマノのカートリッジBBは左右テーパー軸の長さが同一ではありません。単純に左右均等に長くはならないという訳です。

シマノ68mmJISカートリッジBBの寸法(UN55,UN26)
全長(実長)
左テーパー長(mm)右テーパー長(mm)
103(103.0)
17.517.5
107(107.5)19.020.5
111(111.0)22.520.5
113(113.5)22.523.5
115(115.0)23.523.5
118(118.0)25.025.0
122.5(122.5)26.528.0
127(127.5)29.030.5

そのため、適切な長さの「カートリッジBB」選びは少しだけ難しいです。

クランクも交換する場合はメーカー推奨サイズの「カートリッジBB」を選べば問題無いのですが推奨サイズが不明な場合はフロントチェーンラインなどを考えないといけませんので少し複雑になります。

また、車体の付属パーツによっても選択肢は増えます。

チェーンケース対応タイプの場合は型番の後に「K」が付きます(たとえばBB-UN26Kとか)。また、ディレイラーハンガーをBB共締めするタイプは型番の後に「E」が付きます。ややこしいですね。

基本はチェーンラインを適正にするという事が大切なので、そこから検討をはじめるのが一番だと思います。


70mmの場合
000カートリッジBB.2
BBハンガー幅が70mmの場合は、少々大変ですがやり方としては3通りあります
※BBを固定する左アダプターに細工を加える方法も出来ないことは無いですが安全のため記事には記載いたしません

①フレームのハンガー幅を2mm削る。
単純に68mmにしちゃいます。左右1mmづつでも片側2mmでも良いですが、チェーンラインが狂わないように注意します。


②タンゲ精機とサカモトテクノが共同開発した「LN-3922C」を使う
LN-3922C
サカモトテクノURLhttp://www.sakamoto-techno.co.jp/cn6/pg139.html

私が知る限り、ママチャリなど70mmJISサイズに使えるカートリッジBBはLN3922Cしかありません。

LN3922Cにはサイズが123mmと127mmの2種類があります。入手はヤフオクか、販売しているショップを「LN3922C 購入」で検索すればすぐ見つかると思います。


③左アダプターが奥まで入るタイプを利用する

この方法はギャンブルです^^; 下の画像を見て下さい。
IMAG0213.1
上下のBBの左アダプターを見比べていただくと解ると思いますが、上のBBのアダプターにはストッパー部がありません。下のシマノUN55にはあります(ネジが切ってない箇所)
bblength_640.7
もしも車体ハンガー内部のネジ溝に余裕があればBBケース部をしっかりと固定出来るはずです。当然、左テーパー軸は2mm短くなるのでサイズ選択にも注意します。
※というワケでこの方法はギャンブルです。成功するかしないかは自転車本体やBBによって左右されますのでお勧めはしませんが、自分ならチャレンジしても良いかなと思います。



最後に、カートリッジBBに交換すると回転の軽さにびっくりすると思います。カップアンドコーンBBでも良質な製品を使い、きちんと調整すれば回転は軽くなりますが少々大変です。
私のように自転車いじりが苦と思わないタイプじゃない人は、是非チャレンジをお勧めします。
自分で交換すれば工賃無料だし、より自転車に対する愛着と整備の重要性を理解できると思います。
普通の方は自転車屋さんで「カートリッジBB」に変更してもらっても良いと思います。工賃はそれなりのお値段だと思いますが・・・。


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以上が、ママチャリのカートリッジBB化の時に調べた事です。あちこちに保存していたメモが散乱していたため、今回記事でまとめてみました。書き残した内容や部品が見つかったら追記したいと思います。




追記 カートリッジBBに変更する作業方法を記事にしました




本日はこのへんで終了します、それではまた^^/


おまけ 本日の自転車での風景です^^

今日は新横浜で会合がありました。天気が良かったので、自転車で会場まで行って来ました。明日から崩れるらしいですが久しぶりの快晴で気持ちが良かったです^^

新横浜日産スタジアム
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綺麗かつ不思議な雲
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最後に小休憩(鳩にかこまれ一服中)
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