こんにちは^^


本日は、26インチママチャリの(BBボトムブラケット)の整備の模様を書いていきたいと思います^^

以前の記事にも書きましたが、いわゆるママチャリを「カートリッジBB」化しようとする時に問題点があります。それは、BBハンガー(フレームの横幅)が68mmか70mmかで使える「カートリッジBB」が限られてしまうのです。

とりあえず、68mmで「BB軸」が問題なさそうなら「カートリッジBB」に交換。70mmや「BB軸」の長さが問題あれば(チェーンカバーとクランクが干渉するなど)、「カップアンドコーン」式BBをオーバーホールという方向で作業を進めました^^

まずは「チェーンカバー」を取り外します。
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後、前上下で3点とめでした。ちゃちゃっとドライバーでネジを外します。
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取り外しました。

次は「チェーン」を取り外します。
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以前の記事で紹介した「コネクティングピンを使わない接続方法」のやり方です

「チェーン」が外れました^^
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「チェーン」は灯油に漬けておきます^^
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この自転車は完全屋外駐輪なので「チェーン」には多めのオイルを使っています。そのため汚れが堆積しやすく、今回は灯油でしっかり洗浄してやろうって感じです^^

クランクのナットを取り外します
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ここは頭14mmの工具が必要です。ラチェットとソケットで左右、取り外しました。
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左クランク部です。

で、ある意味今回の主役の一人、「コッタレス抜き」工具です^^
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アサヒ自転車で購入した物です。

手でクランクに取り付けます(時計回り)。ねじ山を壊さないようにオイルを塗った方がよいです
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クランクにきちんと取り付けが出来たら、手前の部分をねじ込んでいきます
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最初はモンキー、軽く緩むようになったらスパナを使用しました(頭15mm)

こんな感じで取り外せました
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続いて右クランクです
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やり方は左クランクと同じです
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これで左右ともクランク取り外しが完了です^^

お次はBBです。「左ワン」のロックリングを取り外します。
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「フックレンチ」を使用しましたが、「タガネ」や「貫通ドライバー」でもOKです^^
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取れました^^

モンキーを使って「左ワン」を取り外します。この時「CRC556」を盛大に遠慮なく噴いておきます。また、プラスチックハンマーで数回、ハンガーを叩いて振動を与えてあげると取り外しやすいです^^
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取り外しました。
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グリスは少ない状態ですが、部品は良好そうです。締め付け加減が良かったのでしょう^^

取り外した「BB軸」や「ベアリング」です
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悪くないです^^

さて次は問題の「右ワン」です。いつものやり方で取り外します(この車両の右ワンを取るのは初めてなので、色々とやるかも知れませんが^^;)その前に「ロックリング」と「チェーンカバー」のステーを取り外します。
P1080042
取り外しました

先に私の「右ワン」外し方法を書いておきます。
①左内部から、右外側からと両側に「CRC556」をたっぷりと噴いておく
②「プラスチックハンマー」で「BBハンガー」を叩いて「CRC556」の浸透させる
(振動を与える事で固着した金属を剥がす効果もあります)
③タガネで緩む方向(時計回り)に「右ワン」をハンマーで叩いて回転させる
(この時に1箇所だけではなく上下左右と叩く場所を変える)
④時々、叩くのをやめて「CRC556」を噴く。そして③の作業へ

③と④を繰り返すと頑固な「右ワン」も取り外せます。
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他にも方法はあるのですが今回は大丈夫でした^^
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「右ワン」の取り外し完了です^^
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錆びや汚れもありますが「BBハンガー」内部も問題なさそうです。

ということで、今回の作業のMVP「KURE5-56」です^^
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いろいろと悪い評判も多い「KURE 5-56」ですが、こういう大きいトルクが使われる部品を取り外す時は本当に頼りになります^^ あと「錆び止め」用途では役立たずですが、「錆び落とし」でも有用です。要は浸透性が高く、乾燥も早いというわけですね。用途に合わせて油脂は選ぶと幸せになれると思います^^

手持ちの「カートリッジBB」と並べて長さを比較しました
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ほぼ同じでした^^

「BBハンガー」も計測します
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68mmです。これで「カートリッジBB」に交換することが決定しました^^

というわけで「カップアンドコーンBB」一式は清掃注油してジャンク箱行きです^^
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ジップロックに入れて保管します(でも使う機会あるのか?)^^

このブログに初登場の工具です
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「カートリッジBB」用のSST工具です^^ なかなか使う機会がありません^^;

「BBハンガー」をパーツクリーナーで洗浄後、ウエスできれいに拭き取りグリスアップします
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いつもの「ウレアグリス」です
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まんべんなく、薄く塗っておきます^^

「チェーンカバー」ケースと共に右側から「カートリッジBB」を手で締めこみます
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位置決めのため、いったん「チェーンカバー」を仮止めします
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SSTで「カートリッジBB」を締めこみます
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きちんと取り付け出来ました^^
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はみ出たグリスはきれいにしました。

左側も同じように取り付けます
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「カートリッジBB」取り付け完了です^^

ここで問題発生。「フィキシングボルト」の事を忘れていました^^; 工具箱やジャンク箱をあさって、なんとか2個用意できました。
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形は違いますが大丈夫です。洗浄グリスアップしてクランクを取り付けていきます^^

左からいきます(四角テーパー部にもグリスアップ済みです)
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右クランクも
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しっかりと取り付け出来ました^^

回転を確認です
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四角テーパークランクは回転が軽く良いですね^^ これで剛性が高ければって感じです。

「チェーン」を取り付けます(洗浄済みです)
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※「チェーンカバー」は作業性のため取り外しました 
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「チェーン」取り付け完了。この後、いつもの「KM-001」にて注油&拭き取りしました

最後に「チェーンカバー」を取り付けます
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全工程、完了です

というわけで定点撮影です
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といっても見た目はなんも変わりません^^; 

「カップアンドコーン」の状態も良かったので回転性能もあまり変わりません^^; では何のためにやったのかという事ですが

■カートリッジBBにした理由とメリット■
回転性能を長期間維持出来る(メンテナンスフリー)のでこの車両のように屋外保管している自転車の場合は安心に繋がります。錆びやベアリング磨耗など無縁です。

というわけですが「FD-M590」をジャンク箱から取りにいった時に「カートリッジBB」を見つけて、取り付けたくなったというのは内緒です^^;


本日はこのへんで終了です、それではまた^^/



※画像が多くて重い記事ですいませんm(_ _)m

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