こんにちは^^
先日、FD-5800のスキッドプレートが無くなっていた事を書きました。今回は注文していた部品が届きましたので取り付けと共に、フロントディレイラーの調整の様子を書いてみたいと思います。
とりあえず到着した部品です
Amazonと違って簡易な包装が好感をもてますね^^
中身はこんな感じです。
※取り付けする前にFDはインナーの位置に、チェーンは外してBBに掛けておきました。
FDプレートにある3つの穴にスキッドプレートの爪を入れて固定します。
プレートを少し曲げて左右の端の爪をはめ込んだ後、中心部をプレートに押し当てます。その後にマイナスドライバーで両端の爪をこじってFDプレートから外れないようにします。
最後に真ん中の爪を押し込んで、スキッドプレートをきっちり固定してやります。
これでスキッドプレートがFDにきちんと装着出来ました。
隙間無くきちんと固定されています^^
無事にスキッドプレートが取り付けできましたので、FDの動作確認と調整も併せておこなっておきます(スキッドプレートの厚み分、FDプレート内のすき間が変わるためです)
以前の記事でも書きましたが、このシマノが想定していないシフターとFDの組み合わせをきちんと作動させるにはちょっとしたコツが必要になります。
※過去記事「フロントアウター46T化 FD-5800に変更でようやく完成^^」
今回は文章だけでなく一部に画像も使って説明したいと思います。
◎インナー時のFDプレートの位置調整(今回は調整の必要はありませんでした)
リヤを最大ローの状態でチェーンとFDプレートとの隙間をほぼゼロにします。ちなみに、スキッドプレートの無い普通のFDの場合はインナーローでチェーン鳴きしない状態にLow側リミット調整ネジで調整します。
※参考過去記事「フロントディレイラー取り付け&調整方法 フロントダブル&トリプル両対応」
◎インナーワイヤーの固定と変速調整
ここに、ちょっとしたコツが必要となります。普通にインナーワイヤーを張って固定すると、FDは過度に移動し過ぎてチェーンがアウターから外側に落ちてしまいます。
通常はHigh側のリミット調整ネジを締めこんでFDプレートの位置を内側に調整すれば良いのですが、SL-M310とFD-5800の場合はその方法だとNGでした。
この組み合わせだとシフターが2速まで操作が出来なくなってしまいます。シフターのラッチが「カチッ」と音がなるまで動かせなくなってしまうのです。
そのため、少し緩めにインナーワイヤーを張る必要があります。シフターを1速から2速に操作して、FDが動き出すタイミングを遅くしてあげるのです。
実際のインナーワイヤーの張り具合です。
たるんでいるのが分かると思います。
シフターの操作量がこれくらいでFDが動き始めます
FDの状態です
先程のシフターのレバーを更に動かすと、ワイヤーが張られてFDが動き出します。
※このHigh側調整ネジはノーマルの15mmから20mmのネジに変更してあります(そのままだと調整に必要な長さがありませんでした)。
では実際の調整手順を書いておきます。
①シフターのアジャスターを緩めておく(真ん中くらい)
※これはFDの位置の微調整をアジャスター(ワイヤーの張り具合)でするためです。
②FDのHigh側リミット調整ネジも緩めておく(外しておいてもOK)
③RDはトップに変速しておく
④少し緩めにインナーワイヤーをFDに仮止めする
⑤シフターを2速(アウター)に変速して、きちんとFDがアウター状態になるか確認する
⑥FDプレートとチェーンが接触しない(チェーン鳴きしない)位置にワイヤーの張り調整
※シフターのアジャスターの調整範囲で調整できない時は、インナーワイヤーをFDに固定する位置をずらして調整をします。そして再度アジャスターで調整。
⑦アウタートップでチェーン鳴きが無くなったらリミット調整ネジを締め込む
そうして調整した私の車両のFDアウター位置です。
少しだけ、シフターレバーのオーバーストローク量を付けています
微量ですが分かりますかね。理由はキチキチにFDリミットを設定するよりも、ほんの少しだけ外側に動く余裕をもたせた方がシフトレバーの引きが軽くなるからです^^
⑧インナーワイヤー固定ボルトの締め付け
⑨最後に試運転による実走状態でのチェーン鳴きを確認。有れば調整、無ければ完了です^^
※四角テーパーBBのクランクは右クランクを強く踏み込むと少したわむ場合がありますので、実走してきちんと負荷をかけ調整しないと音鳴きが消えない場合があります。
これで、SL-M310とFD-5800との組み合わせでも正確にシフトチェンジすることが可能になりました(^^)
最後になりますが、この方法はシフターのワイヤー引き量がFDの動作量より大きい場合のみ有効な方法になります。逆にシフターのワイヤーを引く量がFDが動作させるのに足りない場合はNGなので、あしからずです(^^;
本日はこのへんで終了です、それではまた^^)/
先日、FD-5800のスキッドプレートが無くなっていた事を書きました。今回は注文していた部品が届きましたので取り付けと共に、フロントディレイラーの調整の様子を書いてみたいと思います。
スキッドプレートの取り付け
とりあえず到着した部品です
Amazonと違って簡易な包装が好感をもてますね^^
中身はこんな感じです。
※取り付けする前にFDはインナーの位置に、チェーンは外してBBに掛けておきました。
FDプレートにある3つの穴にスキッドプレートの爪を入れて固定します。
プレートを少し曲げて左右の端の爪をはめ込んだ後、中心部をプレートに押し当てます。その後にマイナスドライバーで両端の爪をこじってFDプレートから外れないようにします。
最後に真ん中の爪を押し込んで、スキッドプレートをきっちり固定してやります。
これでスキッドプレートがFDにきちんと装着出来ました。
隙間無くきちんと固定されています^^
無事にスキッドプレートが取り付けできましたので、FDの動作確認と調整も併せておこなっておきます(スキッドプレートの厚み分、FDプレート内のすき間が変わるためです)
フロントディレイラー調整(SL-M310&FD-5800)
以前の記事でも書きましたが、このシマノが想定していないシフターとFDの組み合わせをきちんと作動させるにはちょっとしたコツが必要になります。
※過去記事「フロントアウター46T化 FD-5800に変更でようやく完成^^」
今回は文章だけでなく一部に画像も使って説明したいと思います。
◎インナー時のFDプレートの位置調整(今回は調整の必要はありませんでした)
リヤを最大ローの状態でチェーンとFDプレートとの隙間をほぼゼロにします。ちなみに、スキッドプレートの無い普通のFDの場合はインナーローでチェーン鳴きしない状態にLow側リミット調整ネジで調整します。
※参考過去記事「フロントディレイラー取り付け&調整方法 フロントダブル&トリプル両対応」
◎インナーワイヤーの固定と変速調整
ここに、ちょっとしたコツが必要となります。普通にインナーワイヤーを張って固定すると、FDは過度に移動し過ぎてチェーンがアウターから外側に落ちてしまいます。
通常はHigh側のリミット調整ネジを締めこんでFDプレートの位置を内側に調整すれば良いのですが、SL-M310とFD-5800の場合はその方法だとNGでした。
この組み合わせだとシフターが2速まで操作が出来なくなってしまいます。シフターのラッチが「カチッ」と音がなるまで動かせなくなってしまうのです。
そのため、少し緩めにインナーワイヤーを張る必要があります。シフターを1速から2速に操作して、FDが動き出すタイミングを遅くしてあげるのです。
実際のインナーワイヤーの張り具合です。
たるんでいるのが分かると思います。
シフターの操作量がこれくらいでFDが動き始めます
FDの状態です
先程のシフターのレバーを更に動かすと、ワイヤーが張られてFDが動き出します。
※このHigh側調整ネジはノーマルの15mmから20mmのネジに変更してあります(そのままだと調整に必要な長さがありませんでした)。
では実際の調整手順を書いておきます。
①シフターのアジャスターを緩めておく(真ん中くらい)
※これはFDの位置の微調整をアジャスター(ワイヤーの張り具合)でするためです。
②FDのHigh側リミット調整ネジも緩めておく(外しておいてもOK)
③RDはトップに変速しておく
④少し緩めにインナーワイヤーをFDに仮止めする
⑤シフターを2速(アウター)に変速して、きちんとFDがアウター状態になるか確認する
⑥FDプレートとチェーンが接触しない(チェーン鳴きしない)位置にワイヤーの張り調整
※シフターのアジャスターの調整範囲で調整できない時は、インナーワイヤーをFDに固定する位置をずらして調整をします。そして再度アジャスターで調整。
⑦アウタートップでチェーン鳴きが無くなったらリミット調整ネジを締め込む
そうして調整した私の車両のFDアウター位置です。
少しだけ、シフターレバーのオーバーストローク量を付けています
微量ですが分かりますかね。理由はキチキチにFDリミットを設定するよりも、ほんの少しだけ外側に動く余裕をもたせた方がシフトレバーの引きが軽くなるからです^^
⑧インナーワイヤー固定ボルトの締め付け
⑨最後に試運転による実走状態でのチェーン鳴きを確認。有れば調整、無ければ完了です^^
※四角テーパーBBのクランクは右クランクを強く踏み込むと少したわむ場合がありますので、実走してきちんと負荷をかけ調整しないと音鳴きが消えない場合があります。
これで、SL-M310とFD-5800との組み合わせでも正確にシフトチェンジすることが可能になりました(^^)
最後になりますが、この方法はシフターのワイヤー引き量がFDの動作量より大きい場合のみ有効な方法になります。逆にシフターのワイヤーを引く量がFDが動作させるのに足りない場合はNGなので、あしからずです(^^;
本日はこのへんで終了です、それではまた^^)/
Powered by amaprop.net
コメント